はじめに
HIS証券の40年物のイギリス国債の販売情報です。
HIS証券の40年物のイギリス国債の購入
HIS証券では40年物のイギリス国債を購入することができます。
利回りは年利0.776%(税抜き後0.620%)程度・償還日は約40年後です。基準日は2020年2月20日です。償還日は2060年1月20日になります。
この債券を1万ポンド(144万3000円程度)を購入した時の40年後の利息はだいたい12820ポンド(185万円)近くになります。
40年弱で1万ポンドが1万2800ポンド近くになりますので日本国債よりはだいぶメリットがあります。40年超で28%程度の資産増なので効率的にはどうかなといえます。
あとは債券価格が現在よりも28%程レートを下げてしまうとになってしまうと元本割れのリスクも出てきます。また為替が円高に進むと利益が減ってしまいます。そのような時は外貨のままで保有して円安になったら円にするという方法が望ましそうです。
利回りの高い債券ほど購入のリスクは高くなります。利回りが高いということは高くしてでもみんなに買ってほしい。ということは債券の信頼性が低めでリスクが高くなるということです。
対象
HIS証券のイギリス国債の購入者は個人・法人とも購入することができそうです。これだけ利回りが多いと日本国債を買うメリットが小さいですよね。
HIS証券のイギリス国債の購入のリスク
イギリス国債1万ドルを購入すると40年後に28%程度利息が増えます。日本国債の利回り年0.05%に比較すると15倍程度の金利が付きますので検討の価値はありそうです。
ただイギリス国債も経済破綻のリスクがゼロではありません。イギリスはEU離脱をしました。その影響が短期的に国債に大きく響くとは思えません。ただ長期的に見て今後のイギリスがどうなるかは正直分かりません。安心とまでは言えないかなという気がします。
円建てにすると為替レート次第では資産がほとんど増えないこともありますので注意が必要です。ポンドで保有するのであればその面での心配は要りません。
銀行の営業担当者に任せてしまうと外国債以外の商品も含めて現在売り込みたい商品を中心に取引を勧められる可能性があります。お客様よりも銀行などの金融機関の事情や担当者の方の都合で商品を決定されてしまうこともありますので注意が必要になってきます。
外国債で本当にいいのか
外国債が最も資産を安定的に増やすことができるので資産形成には適しているのではないかと感じます。
ただ金利の上昇以上に為替変動や国債価格の下落などで資産を下げることがありますので注意が必要です。
株式・債券・商品・不動産も含めて幅広く資産形成を考えることが大事になります。資産の分散をすることが最も重要です。
理想はヘッジファンドに投資をするかなと思われます。ただそこまで資産がない場合もあります。そのような時に外国債への投資というのはどうしても捨てがたいという選択になります。
コツコツと資産を増やす方法がありますので一度相談ください。
早いうちから資産を作ることを意識することが重要です。
参考資料
HIS証券:https://www.hs-sec.co.jp/lp/index_lp_bond.htm?lis=google01&gclid=Cj0KCQiAvc_xBRCYARIsAC5QT9nn2GCxT4vWhfwS9n_PPFKYC3biLrorLbYpGa7lYDi_g3KiWFgsqJkaAgXCEALw_wcB